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『イエスタディ』 ギターの弾き方 

 ビートルズの『イエスタディ』。20世紀最大のヒット曲といっても過言ではない。日本の音楽の教科書にも載り、今や不朽の名作、全世界・人類の宝だ。Fコードから始まるアコースティックバラードの代表曲でもある。ギターを始めた人であれば最初の難関、人差し指で6弦全てをセーハ(押さえる)するFコードの壁にぶつかりギターを投げ出す人も多い。そのアレンジは心地よいストリングスをバックに、ボーカルとギターが前面に出ており、ギターを抱えれば誰でも弾きたくなるのが『イエスタディ』であろう。コード通りに弾いているにもかかわらず、レコードのようなギターの鳴りに近づけることが出来ないことに気付き、中途半端に終わるのもこの曲の特徴か。ギタープレイのポイントは、ベースラインにある。まずはベースをコピーすることから始めると良い。

 ポール自身、コンサートでは、セーハのFコードを使わず、6弦全てを1音下げて、Gコードで始めている。6弦3フレットにルートのG(一音下げているので実際はF)があるGコードから始めると、この曲の特徴だったベースラインのファ→レ→ミと、レコードの中で最も低いベース音の「レ」をギターで出すことが可能だ。普通のチューニングでFコードから始める場合、この低い「レ」が出ないのでレコードのようなギターサウンドのニュアンスは再現が不可能である。この低い「レ」を入れることで、レコードのプレイに近付く。ベースラインを強調することにより、イエスタディらしいギタープレイが可能になる。ならば、6弦全てを下げる面倒くさいチューニングはやめ、6弦一本だけを一音下げ、6弦の開放弦が「レ」になるようにすれば簡単であると考えた。

 この6弦をEからDに一音下げるチューニングは、クラシックギターでは頻繁に使われるチューニングだ。(=Drop D Tuning) チューニングは一弦だけなので、すぐに通常のチューニングに戻せるメリットもある。お互いに一生懸命練習し、スーパーアマチュア・ギタリストへの階段を一歩づつ着実に?上りましょう。桜が咲く時期は動かない指も動くようになり、とってもギターを弾きたくなる。この曲は演奏して初めて基本中の基本であることに気付いた。レコードのようなプレイ・ニュアンスを出せるようになるには日々練習あるのみ。これが出来ないんだよなぁ~。今回、動画でコードフォームを参考にと撮影した。6弦をEからDへ下げる場面から撮影した。

こちらをクリック→『Yesterday』
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JCBホール・こけら落とし BOZとTOTO 夢の共演 

 「トト様、カカ様、お元気ですか?ボズはとっても元気です」。多目的ホール
JCBホール」が東京・水道橋の東京ドームシティに3月20日オープンした。オープニング・セレモニーとして米ロックバンドTOTO(トト)とBOZ SCAGGS(ボズ・スキャッグス)が共演するこけら落とし公演が同ホールで行われた。TOTO様はこれを最後に活動を休止すると聞き、予約しチケット代\13,000-を払い2日目21日(金)のコンサートへいそいそと出かけた。

 JCBホールの収容能力は最大で3,000人超、ステージから最後部の観客まで最大25m、フラットなアリーナを3方向コの字型に3階層のバルコニー客席が囲む。同ホールは、ライブの臨場感とアーティストとの一体感を売りにしている。私の席はステージ右手すぐ上の1階層で、ステージへ向かって右手のプレイヤーはPAに隠れて見えない。ボズもルカサーもブルーノート東京並みにとっても近い。TOTOのドラマー、サイモン・フィリップスがよく見えなかったのが残念だ。

BOZとTOTOの関係は以下である。
R&B色が濃い泥臭い音楽を続けていたボズだが、1976年、ファンキーでクロスオーバー的な洗練されたサウンドの『シルク・ディグリーズ』を発表。これが全米2位を記録し、500万枚以上を売り上げた。アルバムからも「ロウ・ダウン」(全米第3位)、AORのスタンダード曲「ウィ・アー・オール・アローン」の大ヒットを放つ(このアルバムに参加したセッションミュージシャンたちは後にTOTOを結成)。次作の『ダウン・トゥ・ゼン・レフト』、『ミドル・マン』も続いてヒットした。
(ウィキペディアより引用)

 会場で買ったTOTOのパンフには、彼らのジャンルはクラシック・ロックとなっていた。古びた意味でのクラシックではなく、ハイドン・モーツァルト・ベートベンに代表される西欧の古典的・芸術的音楽のように、楽器や歌い手の編成や奏法、メロディーやハーモニーも、その領域でこれ以上の進化はなく、未来永劫に受け継がれる音楽であるという意味なのであろう。そういえば、今時のポップ楽器好きな少年少女もこの時代の音楽を聴いているようだ。

 コンサートの最初はBOZ。2曲目には早くも『Jojo』であった。こんなに飛ばして大丈夫?徐々にJojoを演ればいいのにと(座布団一枚!)、御歳63歳のボズを心配した。途中、不朽の名作『We’re all alone』を原曲より2音位キーを落として切々と歌い上げた。3年前、ブルーノート東京でボズを聴いた時は、1音下げ位であった筈。さすがのボズも寄る年波には勝てないということか。ルックスは、相変わらずイタリアン・マフィアのような出立ちで、細身にピタッとしたツヤのある上下のスーツがカッコいい。

 BOZに比べ全くルックスを気にしないのがTOTO。まるでスーパーマリオ・ブラザーズといった感じか。安いTシャツとジーパン。ルカサーはメタボな腹の上にギターを置き掻き鳴らしていた。ボーカルのボビー・キンボールは、マイクスタンド下にペットボトルを何本も並べ、歌っては飲み、飲んではステージ袖に隠れ、隠れては走ってステージに戻り、息を切らせながらまた歌っては飲みの繰り返しで、落ち着きがない。体力を自ら消耗し、挙句の果てに高い声が出てなかった。あれだけ水を飲んでいるのだから、ステージの袖には白鳥型オマルが置いてあるに違いない。

 とは言っても、音楽史上に残るBOZとTOTOの夢の共演だ。観客の年齢も30歳代後半から私の世代、そしてその上の世代までのシニア層で幅広い。20代以下はとても少ない。BOZはTOTOとの出会いによりAORの先駆者と謳われようになった。それに平行しTOTOは、ブリティッシュ・ロックをすべてを消化し尽くし、米・西海岸のロックを更に新しいスタイルに変えた。ギターリストでスティーブ・ルカサーの影響を受けなかった人は皆無であろう。今回、ルカサーのギターを聴き、私のギターに滅多に付けることの無いトレモロ・アームを付け弾いてみようという気になった。メタボな私のトレモロ・アームはどこに行ってしまったことやら・・・。「すごくよかった、BOZとTOTO」。TOTO様をリスペクトして究極のメタボバンド『KAKA様』でも作るか。

 

FOURPLAY 

 「ヤマサ ちゃんこ鍋つゆ」を買って、デジカメで撮る予定であった昨日7日は、ライブに行く為、出来なかった。予約した「FOURPLAY」のライブの整理券を午後3時までに並らび、早めに席の優先権を勝ち取る必要があった。地下鉄で表参道に行き、マックスマーラ(最大のマラ)を左折して骨董通りに入った。

 3時ジャストに、青山にある「ブルーノート東京」へ到着したのだが、時既に遅しで地上階まで行列は続いていた。連休の中日(なかび)であったので人が多く、整理券を購入するまで約一時間かかった。ファースト・ステージの83番だ。ステージ前は、20番以内を取れないとまず不可能であるが、後ろの席になったとしても「ブルーノート」の客席はステージに沿って横に広いのでステージまで比較的近い。開場の5時15分まで、表参道でもぶらついて時間を潰そうと考えた。

 「FOURPLAY」は、コンテンポラリー・ジャズのバンドだ。フュージョン系と言った方がジャンルとして分かり易いかもしれない。メンバーは、ボブ・ジェームス(キーボード)、ラリー・カールトン(ギター)、ハーヴィー・メイソン(ドラム)、ネーザン・イースト(ベース、ボーカル)の4人である。ネーザンはメンバー中最も若く'55年生まれなので除くが、他の3人は私の高校・大学時代、楽器が出来る出来ないは関係無く私の世代は彼らを神と仰いだものだ。

 ある人はこのジャンルを「単なるBGM」とも言う。人の好みの問題もあろうが、私としてはあらゆるTPOに合わせる事ができる音楽のジャンルであると考えている。ウエスト・コースト、LA系のスタジオ・ミュージシャンが参加しているので、明るく洗練されている。特にこのバンドは、世界最高峰のプレーヤーが参加している。演奏のテクニックは言うに及ばず、ライブ・パフォーマンスも最高である。ブロードウェイのミュージカルを見ているような面白さがある。見せることにおいてはさすがエンタテインメントの本場であり、その真髄を聴衆に対しダイレクトに伝えるプロだ。エンタテインメントの枠で比較し考えると、「FOURPLAY」に参加しているミュージシャンとその年齢で、同じような活動が出来る日本のバンドは皆無だ。

 私は高校時代、特にギターのラリー・カールトンに影響を受けた。ブルース、ジャズのテイストが彼のフレーズには散りばめられている。彼独特のスラーを多用した早いパッセージ、フィンガリングはハンマリング・オン、オフを多用し、ギタープレイヤーとしてサックスの奏法に最も近づけることが出来たのは彼が最初ではないか。とにかく私は彼に憧れた。ギターもギブソンのセミアコ335は高価ゆえ買えなかったので、ヤマハのセミアコ(SA1200)を買った。ギターの音作りも今でも彼の歪ませた音が好きである。

 「FOURPLAY」のギターは8年前までリー・リトナーであった。ライブのリトナーは目立ちすぎて、「FOURPLAY」なのか彼のバンドであるのかが見ていた私も分からなくなる時期があった。今回、ラリー・カールトンの曲も数曲入り、バンドとしての楽曲のバランスがとても良くなった様に感じた。右足を一歩前に出してギターを弾きまくるラリーは、昔のままだ。昔、ロン毛の彼は今スキンヘッドになった。

 彼らのライブ・スケジュールは、今週9日を除き毎日2ステージで13日まで続く。「もう一回行きたいなあ」と思っているので、誘ってくれたらお付き合いしよう。

スーパーアマチュア・ギタリストへの道 

スーパーアマチュア・ギタリストへの道

 この道は険しく果てしなく長い。ギターは手頃な価格で買え,持ち運びも楽なので最も入りやすい楽器であるが奥が深い。他の楽器と同様に頂上が無い。私は実家にあるギターを含めて数十台持っているが、今ではオブジェと化している。
 
3年位前にはクラシックギターの個人レッスンを受けていた。仕事に影響されないようにと週一回午後9時からのレッスンであったが頓挫した。理由は、仕事がこの時間に食い込んできた事と、徐々に右薬指が動かなくなってきた事にあった。
 
クロスバイクを始め長距離を走った為か握力を司る筋肉のバランスが悪くなったのではないかとも思ったのだが、そうでも無さそうだ。最近では、左脳の一部が損傷しているか、萎縮しているのではないかとも真剣に考えている。でも、左脳が司る言葉での不自由はない。
 
 リハビリも兼ねて再度ギターを練習したのだが一向に薬指は良くならない。練習すればするほど今まで弾けた楽曲でさえ弾けないというストレスに苛まれ、ここ数年はギターから遠ざかっていた。アルペジオさえ弾けない有様だ。仕事でパソコンのキーを打つ時も右指は自然と薬指を除いた3本だけで打つようになり少し不自由を感じる。

 ギターは、上手くなりたいので練習しようという意気込みだけでは頓挫する。誰の何の曲を弾きたいという強いモチベーションが必要だ。ゆえにそれらをアマチュアなりにコピーしたり読譜したりする上で基礎練習は最も欠かせないものである。規則的な音符の羅列を根気のある人は練習できるが、ほとんどの人は嫌気がさしてくるのではないだろうか?私もそうであった。

 そこで私はギター演奏の頂点と思われる課題曲を選出し基礎練習を兼ねて弾くようにしている。精密な何千パーツもあるようなプラモデルを組み立てるのと同じ感覚であろう。指定の速さで弾くのではなく、ゆっくり最後まで弾けるようにするのである。最後まで弾けるようになったら次は、メトロノームで一定のスピードで弾くようにする。弾けない部分や指が届かないコード部分は、その中で最も強く聞こえる音を中心にコードをハショルのである。メトロノームのスピードは徐々に上げて行き原曲通りに弾けるまで練習する。とにかくゆっくりでいいので難しいところは前述のようにハショリながらも最後まで弾き切る事がポイントである。
 
 スーパーアマチュア・ギタリストに必要なギターは、アコースティックのスチール弦のものとナイロン弦の2本が必要である。また、ソロを前提とした練習を心がけなければならない。エレキギターのようなソリッド・ギターは、これらの生音系の弦のテンションが固めのギターでの練習が基礎になるものである。バンド系のギターを弾く際は必要になるであろうがギター技術を極める為の楽器ではないように感じる。音をアンプで増幅するのではなく、自分の弾き方で加減する練習を常に積まなければならない。
 
 バンドはアンサンブルであるから、練習時でもステージでも自分以外の楽器の音が聞こえる事が前提である。アマチュア・ロックバンド等のギターは、ステージのリハーサルでもボリューム全開で演奏する場合がある。リハは本来、ステージ上の楽器の音のバランスを調整する為にやるものであり、ステージ上のどの演奏者が聞いても自分たちの音出しの時点でバランスが取れてなければならないものである。そのようなバンドの音の調整を基本としてPAがキーボード等のバランスを取り全体を整えていくものである。ロックギターをやり始めて間もない人は、大切なこの部分が分からないのでPAに嫌われる。
 
 話はそれたが、私がギターを極めようと何枚も買ったCDで最も推薦できるのが下記である。このCDと譜面を買い前述のようにゆっくりと指が届かないところは簡単なコードに代え最後まで弾ききって行くことにより、ギターテクニックは短期間で向上する事間違い無しである。ギターを一生真剣にやっていこうと考えているのであるならば、絶対にこの2枚のCDは買うべきだ。噛めば噛むほど味が出る、まるで「よっちゃんのスルメイカ」のようなCDなのである。

 左の指の練習はあったり前田のクラッカーだが、右指はフィンガリングとピッキングの両刀使いでなくてはならない。ピックだけでジャラジャラ弾くのは月亭花鳥が「ボインは~」とやるのと同じである。ピックを使う場合は、コードストロークとフレージングを織り交ぜた絶妙なコンビネーションで弾かなければスーパーアマチュア・ギタリストとは言えないのだ。

1:クラッシック・ギター系の練習
  CD名 福田進一『スーパーベスト』
  今やクラッシック・ギターを弾いている高校生や大学生に大人気のギターリストである。
  あのトヨタのCFにも出ている村治香織のお師匠さんでもある。この人の弾き方は今風
  でクラッシック・ギター特有の暗さを感じさせない。海外の著名演奏者の曲も聞いたが、
  福田さんの演奏は我々に「さあ、ギターを弾くぞ~!!」という気持ちにさせてくれる。
  このCDの中の曲で私が課題曲としている曲は、
  
  1:タンゴ・アン・スカイ
    作曲者:ローラン・ディアンス
    曲名はフランス語で和訳すると『合成皮革のタンゴ』。本場のアルゼンチン・タンゴと
    は違うというユーモアを込めて付けられたとのこと。現在では様々な演奏者が弾い              ているがタンゴなのでルバートなど入れずリズムをキープしなければならないとの件が     いい。
    とにかくカッコいい。

  
  2:ショーロス第一番
    作曲者:ヴィラ・ロボス
    ブラジリアン・テイストに溢れている楽曲だ。
  3:ウォーキング・イン・リオ
    作曲者:ボンファ 編曲者:バルボサ
  4:アルハンブラの想い出
    トレモロの練習に最適
  5:アストゥリアス
    規則的な指の練習に最適

  福田進一 スーパーベスト 『試聴』はここ。
 
2:アコースティック・スチールギター系
  CD名:ジョー・パス『バーチュオーゾ』
  1:ナイト・アンド・デイ
  2:オール・ザ・シングス・ユーアー

この2曲は知らぬ間に練習しちゃっている自分に気が付く曲である。練習しすぎてあまりにも上手くなってしまうと、ジョーパスのように毛が抜けるらしいので注意が必要だ。試聴のURLは探せなかったけど、フルアコの枯れて乾燥したボディーがスチール弦の音を粒立ててなんともいいのだ。(バカボンのパパ入りました)

この2枚を買って譜面さえ揃えれば、あなたもスーパーアマチュア・ギタリストの道への地図を手に入れたことになる。あとは、粘りと頑張りでジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリと弾くだけである。

私も頑張るから、みんなも頑張ってね~。と、グラスを持つ手をギターのネックに持ち替えようと気持ちだけ努力する今日この頃の私なのである。 
そして、ふとカレンダーに目をやれば、今月も静かに終わろうとしているのであった。
「さようなら8月!!9月よ、こんにちは」か。
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