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お地蔵さん 

村のはずれの大きな松の下に 小さいお地蔵さんが立っている
雨の日も 風の日も 嵐の日も 雪の日も
目は涼しげ 口元に微笑みを浮かべ
おじいさんの そのまたおじいさんの時代から
きりりとして 村のみんなを見守ってくれている
昨日は朝日を受け お地蔵さんは金色に輝いていた
今日は夕日を背に受け お地蔵さんはオレンジ色に染まっている
夜になると月明かりを浴び くっきりとした小さな輪郭の下から
長い長いお地蔵さんの影が 土手下の川面にまで届いている

ぼくはお地蔵さんと話すことが多い
みんなで学校に行くときも 学校から帰ってくるときも
心の中でお地蔵さんとお話をする
話すきっかけは友達にいじめられ泣きながら帰ろうとしていた時だった
前を通るとお地蔵さんから話しかけてきた
やさしい声で「がんばりなさい!」と
そのときはどうがんばったらいいか分からなかったけど
なんか気持ちがさっぱりして 翌日みんなとなかよくなれた
お地蔵さんは昔からいつもぼくたちを見守ってくれているんだ
おとうさんやおじいさんの分も お地蔵さんに感謝した

ある日の学校帰り お地蔵さんの周りで工事が始まった
なんでも川の土手をコンクリートにして高くするらしい
次の日の朝には お地蔵さんの松が切られていた
その日の学校帰りには お地蔵さんがいなくなっていた
おとうさんやおじいさんに言わなくっちゃといそいで帰った
家にも畑にもいなかったので集会所へ行ってみた
おとうさんの軽トラックがとまっている トラックの荷台をよく見ると
なんとお地蔵さんが寝ている ぼくはほっとした

おとうさんとおじいさんがお地蔵さんを荷台から降ろした
水道の近くに運び水でお地蔵さんを洗っている
ぼくも手伝おうとお地蔵さんに近寄ったら 
おとうさんがお地蔵さんと話していた
おじいさんもお地蔵さんと話していた
二人ともお地蔵さんを手のひらでなでるように洗いながら
「よかったね」「よかったね」と ただそれだけ言っていた
おとうさんは泣いているのかなあ 目が赤い
おじいさんはそれを見て笑っている お地蔵さんも笑ってた
きっとおとうさんも小さい頃お地蔵さんのお世話になっていたんだろうなあ

ぼくは心の中でしかお地蔵さんと話せなかったけど
おとなはお地蔵さんとちゃんと話せることがちょっぴりうらやましかった
どの場所でもお地蔵さんがこの村にいてくれて本当にうれしい
おとうさんもおじいさんもとってもうれしそうだ
これからはぼくもお地蔵さんとふつうに話せるようにがんばってみる
ぼくがおとうさんやおじいさんのような大人になっていくとこを
お地蔵さんにずっと見ていてほしいから

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消費電力のピーク 

 今年は、電力の消費抑制のお願いのようなCMを朝からテレビやラジオで懸命に流していた。偶然にもそれを聞いた日、仕事の途中に車で走っているとフィットネス・クラブの大きい窓の中で、止まったままの自転車を漕いだりベルトコンベアーの上を走ったりするビッグ達(豚)が、ブーブーと小鼻を広げて汗をかいているではないか。こいつらは「消費電力のピーク」ならぬ「消費する電力を補うピッグ」にしてしまおうかと考えた。人様がお仕事をしているお時間に御気楽にも冷房の効いた部屋で長生きを目論んでいる。ピッグなおばさんはオヤジより長生きしてその遺産で一人悠々と暮らしていこうと考えているに違いない。「このブタ野郎~」。

 こいつらが漕いでいる自転車に発電機を付け電力消費を補ったらいいのだ。医者に身長に基づく法定体重を割り出させ、その体重になるまで発電機付きの自転車を漕がせたらいい。夜の家庭の電気もそれで補う。15分間、ロデオ・マシーンに乗ってるくらいなら旦那に乗れ!と言いたい。夜、電気をつけてだらだら暮らすよりも早く寝たほうが少子化対策にもなる。旦那に乗れば気持ち良さも相まって15分なんてあっという間に過ぎてしまう。発声練習にもなり腹筋も鍛えられる。いいこと尽くしだ。私の場合、15分という長時間は世界記録のような、はたまたAV男優に憧れるような未知の時間なので女性はダイエットにならない。とっても残念、無念だ。

 今年は電力供給会社と氷屋さんが儲かった。カキ氷を食べて涼を取ることは省エネに果たして結びつくのだろうか、ねえ、デン子ちゃん?おせえ~て~。氷を作るのは冷蔵庫だから電気で出来ているようなものじゃあ、あ~りませんか。あっ、そうそう、今日一時半くらいに久々腹減ったんで、事務所近所のメーラン食いに行ったんだけど、ハンカチを事務所に忘れちゃって困っちゃったんだよね~。ラーメン屋だと大抵、テーブルの上にナプキンあるじゃない、ところがその店は無かったんだよね~。クソ暑い昼にラーメン頼んじゃって、汗は出るわ、鼻水は出るわでもう大変!!鼻水が多く出た日だったんでナプキン無くって「多い日も安心!」のコマーシャルのように行かなかったんだよなあ。いつもなら「ハンカチ大魔王」なのに「鼻だら小王子」になっちゃった。

 安倍改造内閣も残暑お見舞い食らっちゃったなあ、もうクラクラするぜ。山本一太や世耕、河野太郎ちゃんたち、最近見ないねえ。さつきちゃんの前髪も30年前のアイドル歌手みたいで暑いんだよね、さつきちゃんの元旦那は入閣しちゃうし。小沢は独善的でふてぶてしいし、見ていてこいつがもっとも暑い。先の参院選の結果、もう一人の将軍様が日本国内に生まれちゃったような感じか。小沢対策で分かりやすい閣僚では、官僚時代43歳で直接小沢に岩手県知事に担ぎ出された増田前岩手県知事か。新設された「地方・都市格差是正担当相・総務相」の起用は考え尽くされた結果なんだろうねえ。

旅行三日目 石川県羽咋郡志賀町赤崎 県道49号線沿いの美しい赤碕の街並み 

 8月13日(月)輪島市のホテルを車で8時に出発。能登半島西岸の日本海沿いを金沢市に向かった。国道249号を南下し輪島市の最後、羽咋郡の手前にある「泣き砂の浜」を少し過ぎたあたりで、海岸線から内陸に向かう国道から別れ、海外沿いを走る県道49号に入った。そこからの海岸線は、約30kmに亘って奇岩、奇勝、断崖が連続する海岸であり、能登半島国定公園の代表的な景観の一つである「能登金剛」である。松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となったことで、全国にその名を知られる。しかし、先の地震で立ち入り禁止となっており車で通り過ぎるだけに終わった。

 断崖絶壁の景観を過ぎ、徐々に平地の海岸沿いを走るようになってきた。きれいな木造の漁師の家が狭い道沿いの両側に立ち並ぶ小さな町をゆっくりと通り過ぎた。通り過ぎることに慣れてしまった私だが、その町を約3kmくらい過ぎた辺りで先程の漁師町は今まで見たことも無い町であったことに気付き戻ってみることにした。小さい町であるが、ゴミ一つ落ちてなく自転車や雑多な生活用品が軒先に全く見られない。まるでディズニーランドのような町であることに気付いた。軒下には玉ネギやニンニクが吊るされておりとても絵になっている。

 車を降りて写真を撮っていると、家から家族が海岸に下りていく。写真を取っている私におばさんが「どこから来たの?」と気さくに話しかけてくれた。「東京からです。すごいきれいな街ですね」とお話した。数分間写真を撮っていると、「サザエの刺身を食べさせてあげるから、海岸に下りてくれば?」と誘ってくれた。「そりゃ喜んで」と家内と共に海岸に降りお相伴にあずかった。獲りたてのサザエを海水に付けそのまま食べたのだが、その旨さと言ったら・・・。今回の旅行で食べたもののなかで、その後食べる「のどぐろの握り」に匹敵するくらい旨い物であった。

 この街並みの所在地は、石川県羽咋郡志賀町赤崎である。とても気に入った。かつてこんなきれいな街並みは見たことがない。「世界遺産」でだめなら「日本遺産」でも作って登録したいくらい美しい家並みだ。旅の醍醐味は人と触れ合うことにある。それにしても、赤碕の人達はなんて清潔好きであるのかと感心せずにいられない。観光地条例で家の色や家の形が規制されている家並みではない。赤崎の人達の伝統的な綺麗好きな遺伝子か、努力の賜物か。スイスやオーストリアの街並みに匹敵する景観を、住民の努力でだけで作り出したものなのであろう。


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軒先に自転車さえも置かれていない。ゴミ一つ無い。
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捕鯨解禁と鯨ウォッチングの共存 

 今日偶然見たニュースで、北海道で捕鯨解禁になり鯨を捕獲しているところを500m先で鯨ウォッチングの船の乗客が見ていたと報じていた。ウ~ン、なんとも複雑な気持ちにさせる出来事だ。この事件を他に例えれば、マザー牧場で子牛と戯れながらその隣で焼肉のバーベキューパーティーをやったとか、ペットの犬を連れて韓国に犬鍋を食いに行ったような感じか。人間と同じ哺乳類の殺生の現場は、人間が生きるために必要であると分かっている。が、しかし普段からパックに入ったスーパーの肉や魚を食べ殺生の現場を知らない我々は、へなちょこな正義感や道徳心があり時にそれを理解できないものとする傾向が往々にしてある。

 どう考えても一番悪いのは、鯨ウォッチング船の船長だ。観光客の夢を壊すなかれと言ってやりたい。捕鯨船であるかどうかは、船乗りであるならば一発で分かるであろう。それをわざわざ500mも近づいて「鯨ウォッチング」ならぬ「捕鯨ウォッチング」をさせてしまうなんて・・・。金返せ!って感じだ。昔より鯨を食する文化がある日本の現在においては、世界の情勢に鑑みこれら「鯨ウォッチング」と「捕鯨」を線引きして上手く共存させる必要があろう。このようなニュースが世界に配信され、日本は野蛮な国である等、鯨愛護団体○○○ボートの餌食にされかねない。白人は自分達の都合で、俗に言うグローバルスタンダードを変えて行くのだから。

 鯨食文化の無いアメリカはかつてニューヨークの街灯を灯す為に鯨を乱獲した時代があった。肉はすべて捨てていたと聞く。日本の捕鯨は、捕獲した鯨にお神酒をかけ神に感謝し、ひげも含め捨てる部分などは一切無かった。当時の太平洋をアメリカの捕鯨船が行き交い、その捕鯨船の為に食料と水の補給を求めペリーが日本に開国を迫ったあの時代である。自国の街灯の燃料を確保する為に武力で日本に開国を迫ったのだ。黒人をアフリカから拉致し奴隷として使っていた国であることやハワイやフィリピンを植民地化した国であったことも忘れてはいけない。

 今回のこの事件は、小さい出来事のように見えても大きな外交問題に発展する可能性を秘めたものであると考える。なぜなら、日本の文化を守るべき日本人であっても私でさえ複雑な気持ちになったように、日本国内で敵と味方に別れて論争してしまうような俗に言われている「従軍慰安婦問題」、「南京問題」のような倫理観や道徳心を刺激するものであるからだ。ゆえにそれらの問題と同じように、日本人でありながら日本を攻める人やメディアと外国が一体化し国を売り渡すような論調に発展する可能性がある。船長が少しでも国益を考えていたならば、このような事件にならなかったであろう。これ以上、大きな問題にならないことを祈るのみだ。

一寸先は真っ暗闇「経営統合」 

 人口減で市場が縮小する中、ついに百貨店の老舗三越と伊勢丹の経営統合が正式に決定した。経営主導権は収益力や株価の高い伊勢丹が握るが、国内初の百貨店の伝統を重視し表面上は対等を装うとのことだ。経営統合とは聞こえがいいが、会社が国に与えられた人格「法人」を生き残らせる苦肉の策で、そこに勤める人のリストラは間違いなく加速する。人がその職場で生き残る可能性は半減する。一人でやれることは何も二人でやる必要はない。一人は辞めさせられる。店舗が閉鎖されれば、赴任地が変わり転勤を拒めば辞めざるを得ない。

 ま、あんまり大手の統合に首を突っ込む気は無いが終身雇用は夢のまた夢だ。この2社に出入りの業者が一番大変だ。何が大変であるかと私の足りないオツムで考えた場合、会社名を書く時か。「三越伊勢丹」と、従来は漢字二文字から三文字であったところが五文字になる。百貨店統一伝票なる請求書はまだあるのであろうか?これに手書きで五文字も書かなくてはならなくなる。前株を付ければ6文字だ。今、私の会社でお付き合いいただいている銀行はもっとヒドイ。統合、統合の果てに間に英文字も入る有り様だ。「東京三菱銀行」から「三菱東京UFJ銀行」。手書きするとなんともバランスが悪くなる。

 「三菱銀行」と「東京銀行」が合併統合、そこに三和と東海が合併した「UFJ銀行」も合併した。下手すりゃ、「三菱東京三和東海銀行」と漢字10文字になるところであった。正式な申請書を書く場合、社名は頭に省略した㈱でなくフルで「株式会社」を付ければならない。すると何かい?「株式会社三菱東京三和東海銀行」と漢字14文字になってしまうではないか。「UFJ」になって私も少しは助かったのであろう。ここまできたら、ゲリラ的なセブン銀行に対抗すべく全銀行が一つになってしまえばいい。「日本民間銀行」という名称はいかがであろうか。

 銀行規模なんぞは、小さくても大きくても今では自行で融資判断する本来のバンカーの機能が無く、信用保証協会をくっ付けてくるのが関の山だ。だったらデッカクなったほうがいいかも知れない。デッカクなったら官僚化が進む。一つの国の規模になってしまう。外為もカッタルイから、日本の円を止めちゃって米ドルを通貨にしたら私も為替の変動に怯えなくて済む。半年前の円高に出した見積もりを円安になって怯えることも無い。おっと、主権国家日本は他国の通貨に犯されることなかれと、以前書き込んだ私であったのに・・・。

 と、経営統合の話が変な方向へずれてしまった。兎にも角にも、事業でお金の流れを作るときのこれらの長く面倒くさい社名を書き込む伝票や複雑な手続きさえなければいいと単に言いたかっただけなのだ。大手の統合はリストラが前提であると考えておくのが無難だ。それにより格差を間違いなく生むので、私に近い貧民層のお友達が増えるという私にとってのメリットは多少ある。自棄酒をあおるお友達が増えるのだから。

 昨日、昨年合併統合した某巨大人材派遣会社の子会社の担当者より電話があった。「8月をもって解散します」と。4月にお会いしたときは、現在の渋谷から本社がある六本木の「ズーヒルギロッポン」へ移転すると言っていた矢先であったのに・・・。仕事でお付き合いさせていただいていた時は、先方も忙しく一度も飲みに行ったことが無かったので「来週あたり、ヤブシーのチャンネーのいる店で飲みましょう!」とお誘いしておいた。どこもかしこもお先は真っ暗闇じゃあございませんか。これにより私は今月、合計4人の客を失ったことになる。いい会社に転職し、またお仕事下さいね!と、祈らずにはいられない。

夏の甲子園・佐賀北高校の快挙 優勝以外の大きな効果 

 夏の甲子園で佐賀北高校が逆転満塁ホームランで広島広陵高校を破り優勝した。普通の県立高校が並み居る強豪校に臆することなく勝ち上がって行く姿は見ていて気持ちがいい。佐賀北高の監督や球児達が互いに自らの強さ・強運に驚き合うようなコメントや、「生徒に感謝している」「生徒たちのどこにこんな力が秘められていたのか?」等と、決して気負うことも飾ることも無い監督のコメントにも感動した。とくに北高球児の一人がさりげなく放った「いい思い出になった」とのコメントには、将来的に野球に人生を託すことなくその世界で輝き続けようとしない潔(いさぎよ)さを強く感じた。

 専用グランドやナイター設備を持ち得なく野球の特待生制度も無い高校が、深紅の大優勝旗を手に出来たのは、部全体を唯一俯瞰できる監督の指導力の負うところが大きいと考える。基礎練習を積み重ね、試験一週間前は休部させ野球部の仲間同士で勉強を教え合い意思疎通を部内で活性化することでチームの連携を強めてきたと聞く。まさに文武両道、心技体の三位一体のバランスが大切であることを説き生徒たちに実践させた監督と、その指導についてきた生徒たちの能力が相乗し、甲子園という大舞台で遺憾なく発揮された結果が優勝だったのであろう。

 私立高校が知名度を上げ入学する生徒を集めるため、特待生制度、専用グランド等の設備、寮生活、食事やすぐれた専任監督雇用等に金を注ぎ込み、甲子園に行かせる力をつけ野球部をその高校の広告塔にする手法が従来の常識であったように思う。野球部を強くするためには多くのコストがかかることが当たり前であるといった常識を、非常識にした普通の県立高である佐賀北高校の快挙は実はここにあると考える。先の高野連の問題では球児の選択肢を狭めマイナスイメージをもたらす結果となったが、佐賀北高の今回の優勝はそれらをプラスイメージに逆転させた。

 今回の優勝で高校球児として本来あるべき姿を示し、更には甲子園を目指す子供達にとって選択肢を広げる効果をもたらした。優勝以外にも数々の夢と希望を与えてくれた佐賀北高校の快挙を称えたい。阿久悠さんにも見せたかったなあ。

言葉に出来ない 

♪ラララ、ラララ、言葉に出来ない
♪ラララ、ラララ、言葉に出来ない

金沢市の駅前で発見した焼肉屋の定休日の看板

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世界遺産の在り方 「越中五箇山・飛騨白川郷の合掌造り集落」 

 今回の旅行の4日目、石川県金沢市から長野県松本市に向かう途中、越中五箇山の合掌造り集落(富山県)と飛騨白川郷(岐阜県)に立ち寄った。白川郷は以前行ったことがあるが、五箇山の相倉集落と菅沼集落は今回始めてである。この五箇山2集落は山間の人里離れた過疎地にあり合掌造りのこじんまりとした民家群の山村風景を一目で見渡せることができる。世界遺産の認定基準の分類「文化遺産」の④「ある様式の建築物あるいは景観のすぐれた見本になるもの」という条項を遺憾なく満たしている。

 その2集落を見た後に白川郷へ行ったのであるが、そのギャップには実に驚いてしまった。先の2集落は街道沿いの駐車場に車を止めて歩いて入村するのに対し、白川郷は村のど真ん中に車で乗り込むことが出来、駐車する事も出来る。実生活との共存が前提であり地元民の生活がかかっているのは理解するが、世界遺産の合掌造り集落に自動車の大渋滞は似合わない。世界遺産認定前から、土産屋や食堂を営んでおり軒先に駐車場があったのだろう。駐車場があるので商売が繁盛しているであろうことも想像がつく。

 しかし、これはいかがなものか。自動車渋滞は「景観のすぐれた見本」には成り得ない。「のどかな合掌造り集落」を「金と欲にまみれた集落」にしてしまっている観は拭えない。世界遺産の認定を受けた以上、最新の文化と遺産の明確な線引きが是非とも必要であると感じる。上高地や尾瀬ヶ原のように集落外に大駐車場を隣接させ、そこから電気自動車で幌付き屋根の荷車のような客車を低速で牽引させるようにしたらいい。集落の中を廻るのであるなら、お年寄りや体の不自由な方の為に人力車や自転車で牽引できる客車をゆっくりと走らせるのもいいであろう。

 太平洋側の大都市部からもっとも近いのが白川郷である。近さゆえここで満足しその先にある五箇山合掌造り集落をスケジュールから落とす人は私も含め多いのではないか。私は今回たまたま日本海側から順路を組んだのでこのような集落のギャップと状況の違いに気付くことが出来た。今後益々、文化と遺産の線引きを求める声は大きくなってくるに違いない。日本が世界に誇れる「世界遺産・合掌造り集落」の在り方を、今一度立ち止まり見つめ直す必要がある。今後、定年退職する団塊世代やアジア圏の富裕層が「心のふるさと」を求め、更に観光客が増えるであろうことを前提に検討すべきである。

夏の旅行時にはかさ張らなくてとっても便利 

 速乾性Tシャツはポリエステルがメインである為、肌との相性もあるが着慣れればとてもコンパクトで重宝する。今回の旅行も4泊したが毎日夜手洗いして同じTシャツで通した。着心地が嫌になる場合も考えられるので普通のTシャツも持っていった。速乾性Tシャツを2枚も持っていれば言う事なしである。こうなったら速乾性パンツもあればもっと荷物が少なくなる。部屋の洗面所でホテルのボディーソープで洗い、バスタブのフチにホテルのバスタオルをかけ、その上に置いておくだけで小一時間もあれば乾く。

 夫婦二人分の着替えを数泊分持って行くとかなりの荷物になる。ましてやバスタオルを持っていくことはさらに荷物の容量を増やす。学生時代に風呂なし下宿や風呂なしアパート生活を送った男であれば、バスタオルを持っていくことは滅多に無い。一枚のタオルで風呂で体を洗い、風呂から上がればそれを絞って体を拭くのがあたりまえである。自宅から通学・通勤し風呂なし一人暮らしの経験が無い人は、旅行先で温泉や風呂に入る時、一発で見分けが付く。風呂に行く際の荷物がとても多い。バスタオルを持っていくからだ。

 男が外風呂に入る際に必要な着衣はトランクスであろう。風呂から上がりさっと体の水分を拭き取りさっさとトランクスをはく。それから洗面の前で体を冷やし髪を整える。ブリーフは男が見ても恥ずかしい。この作業をバスタオルを下半身に巻いて行う人もいるが、何故か女っぽく感じるのは私だけか。バスタオルは洗濯も大変だ。一枚の小さなタオルですべてを済ませる癖を付けるととても楽だ。天災はいつ何時襲ってくるか分からない。そんな時、タオル一枚ですべてが終われば入浴時にストレスを感じなくて済む。手洗いですぐに乾く着衣も重宝するであろう。

猛暑を乗り切る「かき氷」の楽しい食べ方 

 能登の能登島水族館に立ち寄った際、茹だる様な暑さ、この異常な気温に立ち向かおうと、家内の提案でかき氷を買って食べた。否、飲んだ。否、やっぱり食べた。かき氷なんてこの数十年、食べたこともないし食べたいと思ったこともない。氷を細かく掻いたものに、着色料だらけのシロップをかけただけの単純な食べ物だ。野球部の夏練では、部長やOBが大きなやかんに水と大きな氷を入れて、それに明治屋のシロップを入れて飲ませてくれたものだ。運動中に水を摂ってはいけないという根性の時代、ほぼ脱水症状手前であったので、練習が終わった後に飲むこの冷たいシロップ・ジュースがやけに旨かった記憶がある。

 「かき氷?」 そんな子供騙しの食べ物には全く興味が無くなっていた。一個すべて食べられる訳ないと思ったので一個でいいと家内に言った。家内が買ってきたのはブルーハワイ。すこし食べてみたら止められない止まらない、体の中で冷やされた血液が全身を巡り全身に清涼感がみなぎる。猛暑のせいでかき氷の旨さが異常に引き立つ。勢い付いて半分以上食べてしまったら家内に怒られた。だったら、最初っから二つ買えば良かっじゃないのと。そんじゃ、もう一杯、ということで家内に買いに行かせた。数分後、黄色いかき氷を買ってきた。レモン味だ。これも食べだすと止まらない。全部食べないでと注意され残りを家内に渡した。

 ブルーとレモンの着色料だらけの甘いシロップがかかったかき氷を立て続けに食べた。ということは、舌に貼り付いた着色料は、ブルー + イエロー = グリーンになっているのではないか?との仮説を急に思い立った。検証すべく家内の舌を出させ確認したら案の定、おそろしいグリーンになっていた。とっても斬新でかつてない検証結果であった。きっと練乳とイチゴを食べれば、舌はピンク色になるはずだ。この猛暑が無ければ2個も立て続けにかき氷を食べることは無くこのような現象に一生気付くことは無かったであろう。埼玉県の熊谷で流行っている「かき熊」よりいい企画になるのではないか。実際にこの2色を食べたらとっても笑えるんで、みんなも試してみてね。
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