fc2ブログ

月別アーカイブ

 2009年02月 

迷彩柄のショルダーバッグ 

 休日、外出する際、私が頻繁に持ち歩くバッグは、A5サイズを縦にした位の迷彩柄ショルダーである。たしか、10年前にアメ横で買った。ぺットボトルホルダーはないが、500ミリリットルのボトルは楽々バッグの中に収まる。その横に、時には銭湯セット等を入れ、サイドポケットの片方にはタバコ、もう片一方には携帯電話を入れる。フロントポケットには車や家の鍵やコインケースを入れる。バッグの背にも大きなポケットがあり、厚手の月刊誌も入る。

 これに勝るコンパクトなショルダーはないかと探し、様々と買ってはみたものの、使い勝手はこのバッグに劣る。「いい大人がそんな安っぽいバッグを・・・・・・」と家内には思われているようだが、使い勝手がいいのだからしょうがない。外出する時は知らぬ間にこのバッグを持って出ている。今時の中学生だってこんなオシャレとは程遠いバッグは持たないであろう。法事に持っていけないのがとても残念だ。そんな愛着?(どんな愛着だ!)がこのバッグにはある。

 そんなペットのように可愛いがっているバッグなのだが、最近、困ったことによく見失う。置いた場所はだいたい分かっているのだが、雑多とした場所に置いてしまうと姿が見えなくなる。何故か?先日、ようやくその理由が分かった。長い付き合いでバッグ生地のデザインが「迷彩」であることを、つい忘れていた。コイツは私に対し、最も特徴だった敵の目を欺く機能、その本領を遺憾なく発揮していたのだ。どうりで見えない訳だ。草原やジャングルに置いたらもっと見えなくなってしまうのであろう。彼が、かくれんぼをしているのかと思うと更に愛しくなる。
スポンサーサイト