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大発見 

 先週から特許出願用のサンプルを作る為、墨田区にあるスチール関連の加工工場へ通っている。京成曳船駅を降り、京島方面の工場へ徒歩で向かう途中、細い道に密集した家々の僅かな隙間から恐ろしくでっかいスカイツリーが見える。この辺りは先の大戦で空襲に遭わなかった為、家や路地の区画が戦前と同じであると聞いた。スカイツリーを見ようとする為、歩きながらの目線は上になる。あえて細い路地を入って遠回りしてみる。どこまでも家々はくっ付いている。火事が発生したらひとたまりもないだろう。延焼しやすい木造やモルタル造りの家々はギシギシとひしめき合い終わりそうにない。

 なんで、プライバシーはきっと皆無。反面、それが下町の良さ。上ばかり見て歩いているので、洗濯物も目に入る。それらは家族の心が通い合っている証し。仲良く並んでいる。羨ましいほどの生活感がそこには溢れている。見ているうち、ある大発見。今日は月末、下仁田じゃねえや、シモネタにいく気は無い。いつものようにユニクロ・パンツ(キムタク風)→ユニクロ・ヒートテックタイツ(江頭風)とエロの上昇気流に颯爽と乗り、話しもアソコも膨らんで、ついでに「ボクも皆もコンシダラブル・ハッピー」といった気にはなれない。今日のお話の梅干の種、それを割った中身は、シモネタならぬウエネタなのだから。

 そのウエネタって何?―――――ユニクロのソフトタッチ・ハイネックについてだ。下着じゃなくって上着ってこと。自分で洗濯しなければならない今、この服、とっても重宝してます、ユニクロさん!ネットで千円のところ、調べてみれば680円。でも、もう買うまい。今現在、同じものが色違いで20着はある。ほとんどが黒。太っていた時期のLLサイズを含めると更にトレメンダス!優に倍はある。私は冬、毎日これを着ている。とにかく着易いし合せ易い。これらをまとめて洗濯し干す為、百均DAISOでハンガーもいっぱい買った。乾きも恐ろしく早い。ファッションのみをつくし、いい事尽くし。でも、みをつくしても買わむぞと思ふ。

 私はこれらを干す際、ハンガーを下から入れて両肩に掛け、フックの部分を首から出して干す。チョビッと面倒な時は、ハイネック部分から無理矢理ハンガーをブッ込む。濡れている首周りは少しばかり伸びるが、ハンガーに掛けた後、延びた部分を気持ち戻す。乾くとシワは無いが、襟周りは伸びている。ハンガーの両端はどのハンガーでも肩幅の途中で終わっており、そこがイボのように膨らむのが嫌い、でも好き、でもやっぱ嫌い。これらの問題を一発で解決するヒントは、なんとここ、墨田区京島の住宅密集地にあった。それこそ真に役立つソリューション。ついでに新しい職種も考えた、「洗濯物評論家」。それらを勝手に収集するようになると「下着泥棒」。いけねぇ~、いけねぇ~、今日はウエネタ。

 それは、ある一軒家の二階、その隣のアパートの二階の洗濯物の干し方にあった。両家ともハイネックが2~3枚干されている。干し方は全く同じ。裾左右を洗濯バサミ2個で挟み、ハイネックが逆さまのバンザイ状態。その干し方を続け様に見てハッとした。こう干せば、襟は伸びないし、肩のイボは2つ出ないし、楽だし、とってもいい~と。そして先週の土曜、早速試しに洗濯し干してみた。すると、どうでしょ~(長島さん風)、問題すべてはその干し方で解決しちゃった~。家事はピカピカの一年生な私。とっても感動した~。明日からはスカートにエプロン姿でお洗濯しよ~っと。そこにはいつもと違う私を発見できる予感~、快感~。シモネタ、ウエネタ、そして落としどころはいつもカマネタか!(怒self)
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私の朝 

 朝目覚めると、寝室中、ホンワカとした心地いい温かさを感じた。もしや春の到来?とベッドから起き上がり、玄関で新聞を取ってリビングに入った。おおっ!またまた、エアコンがフル回転!冬へとバック到来。またやっちゃった~、ガス子ちゃん、ゴメンナサ~イ。最近、気が緩んでいるせいであろう、ツケッパが多い。朝7時、6時のNHKニュースの録画を見ながら、残り少ない歯を磨き、さっさとシャワーを浴びる。あっ、シャンプーを買い忘れた。仕方ねえ、家内のシャンプーを使おう!と、高級そうな容器に入ったシャンプーを使ってみる。

 いい香りはする。けれども私のお気に入りのトニックシャンプーの爽快感はない。ついでに痛んだ髪にコンディショナーと、見た目の色も感触もドブからすくった泥のようなドロドロとした液体を手に取り髪にこすり付けた。こっちは意外と香りが強い。一生懸命に洗い流したが香りは簡単に消えなかった。その香りに包まれながら、しなやかな仕草でバスタオルを取り、皮膚を傷めないようおしとやかに体を拭いた。そして使ったことの無い速乾タオルも頭に巻いた。朝っぱらから、こんなもん使っちまったんで知らぬ間にオカマへ変貌した私だ。

 その後、バスローブを着ようにもそんなもんは持っていないので、いつものユニクロ・パンツ(キムタク風)、その上にユニクロ・ヒートッテックタイツ(江頭風)を履いた。台所へ行き、イギリス貴族が愛飲と、これまた20年以上前のCMでやっていたダバダ~なインスタント・コーヒーを入れた。そのカップを持ちカーテンと窓を開ける。朝日がまぶしい!今日一日が今始まろうとしている。急ぎ出勤する人達や自動車のざわめきが小気味好い。そんな朝の喧騒を窓越から眺めるのが好きだ。朝日に目を細め、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。

 ついでに先程火をつけたタバコの煙も吸い込む。やはり、生の空気よりタバコの煙の方が数倍うまい。喧騒の当事者である私の眼下を歩いている人々は、マグカップを持ち、口から煙突のように煙を放出している江頭風の男を朝から見てしまい、きっと気分を害しているに違いない。気分悪りぃ~だろ、ざま~みろ!ってな感じ。気が済んだところで、また台所へ行き、飲んだマグカップを洗い、流しの三角から生ゴミを取り出しゴミ袋へ。そのゴミ袋を持って今日も出勤。捨てるのを忘れゴミ袋と一緒にバス停まで行ってしまったことは一回だけ。

塩分地獄から甘味天国へ 

 事務所の新しいエアコンがやけに調子いい。ここは南国、人形町のハワイアンリゾートってな感じ!とっても暖かく居眠りを誘う。午後、仕事が八方塞な私は、そんじゃ八宝菜でも食うか!と遅い昼飯に浜町駅近くの『中華旭』まで出かけた。前日は事務所に近い『中華大衆』で豚肉と卵炒め定食。連日、中華続き。昨年末から何故だかラーメンを食べる気にならない。ちゃんとしたメシは昼に摂取すべしと、本能が、DNAが、私に指令を出すのであろう。DNAの乗り物である私は、自転車という乗り物に颯爽と乗り中華旭へ。そして到着。地下へ続く階段を下り、最後の階段に引っかかりそうな店の扉を開けて中に入った。

 地下にある中華屋なので当然、窓が無い。八方塞だ。そして八宝菜定食を注文。蛋白源を確保する為、ウズラの卵は2個以上は入っていて欲しいと天に祈った。そして定食は足音も立てずに私の前にやって来た。まずはオカズを八方目を凝らし一分の漏れも無い様に目視。そして八品の具材をすべて確認後、食べ始める。前回の肉野菜炒めよりやたら塩分が多い。というより前回の塩分は上品過ぎ。今回は塩っぱい。ま、生きる為、そんな些細なことはどうでもいい。塩分、ど~んと来い!ってな感じ。なんともご飯がススム君だ。てやんでぇ~こっちとら、元体育会系の傍流、漁師のせがれじゃねえが、サラリーマンのせがれでぇ~い。千葉っ子だから黒潮育ち、喧嘩と家事と過剰な塩分は滅法嫌~い。

 塩っぱいオカズを残さず完食して店を後にした。口と胃の塩分を薄めようと、甘酒横丁の名店鯛焼き『柳屋』へ向かう。そして店内の狭い行列に加わった。皆、注文が2~3個であるとすぐに自分の順番だ。注文までのこり3人になった時、先頭の爺ちゃんが30個も注文した。そして待つこと約10分、1個か2個かで悩み続けていたが注文を聞かれ咄嗟に「2個」と発注。これもDNAの指示に違いない。いつもは一個で十分のところ、見栄で2個と言ってしまい、2個食べながら後悔する。今日はあの塩分のせいでペロリと2個食べることが出来た。塩分地獄から甘味天国へ。これが連日だと肥満できっと死んじゃうなあ~。

寒ぶ~い! 

 近頃、「そんな軽装で寒くないの」と、よく聞かれる。ジャンパーやジャケット一発だからかなあ?「冬だからさみぃ~に決まってんだろ!」と、言い返してやりたいところ、そこは大人の私。「中にユニクロのヒートテックの上下を着ているから」などとご真っ当なご返答を差し上げる。ま、それらも当然着てはいるが、実は人には告白したことが無い鎧冑のような最終兵器をまとっている。果たしてその正体とは?――――――なんてことはない、自転車用の防寒用タイツとシャツである。まず、私の下半身の4層構造から説明しよう。

 私の鮫のような肌から極寒の大気へ向かって着ている順に説明する。ユニクロ・パンツ(キムタク風) → ユニクロ・ヒートテックタイツ(江頭風) → 自転車用モッコリ・タイツ(ピーターパン風) → エドウイン・ストレッチデニム。上半身も、ユニクロTシャツ2枚 → 自転車用防寒シャツ → ユニクロハイネックシャツと、上下あわせて4枚はユニクロの世話になっている。年齢的に、ユニクロの介護を受けているといっても決して過言ではない。そして自転車用の防寒着。この防寒着上下セットは高価なので1セットしか持ってない。

 それゆえ洗濯時は、素早く洗って素早く干し、寒さに堪えながら乾くのを待つ。乾いたら、否、生乾き状態ですぐ着用。自宅や事務所では大体この4層構造。室内だから暖房要らず、とまでは言えない。暖房は絶対必要。事務所のエアコンは昨年末に壊れ、新しいものに交換。それまでは局部用暖房で十分だった。歳を食ったから寒いのか、例年に比べて今年は特に寒いからなのか、心がとっても寒いからなのか、何故こんなに寒がりになったのか、私とて全然わかりまシェ~ン、カムバッ~ク。寒さで脳ミソ内での血の巡りも悪い。否、これは昔から。

 この寒さ。いくらあがいても無駄。ならば静かに春を待とう!猫のタマと一緒にコタツに入り、ミカンを食べ、テレビでネプリーグでも見ながら居眠りをする。そして知らぬ間に桜の開花、と言いたいところ、タマもコタツもミカンも無い。ネプリーグだけは連ドラ予約で録画している。この番組、私と脳内環境が似ているタレントが出演しており、「物知りになりたい」とは決して思わせることのない安心できる唯一のクイズ番組だ。他のクイズ番組は、必ずインテリ芸能人とやらが出演。彼らが正解する度、嫌~な気分、自己嫌悪に陥る事も間々ある。

 自分の寒い脳内の話になってしまった。とにかく今の時期は寒い。昨日の月曜日、ビジネスバッグがやけに重いと感じ、常にバッグに入れていた折り畳み傘を置いて出社。そしたらなんと夜は雨。あったま来た!帰宅途中、、ゆりかもめ新橋駅のコンビニで食後のデザート用にとアイスを4つも買った。独身なのに4つ、決して家族がいる風を装った訳ではないよ~。食後には無性に甘いものが食いたくなるこの頃。冷たいアイスを持って、寒いゆりかもめに乗り、寒そうな東京湾を眺めながら、自宅へ到着。中はきっと寒いであろう家のドアを開けた。

 すると家中、ポッカポカ。幸か不幸か朝、エアコンを切り忘れて出社していた。更にはポットのお湯もアッツアツ。デン子ちゃん、オジサン、マメじゃなくってゴメンナサイ。あっ、エアコンはガス子ちゃんか!ガス子ちゃんも、ゴメンネ!と、私はいる筈の無い、ヴァーチャルな子供達に向かって独り言でブツブツと謝った。

ドラマの音楽考証 

 いつも楽しみに拝見しています『NHK大河ドラマ』。受信料もちゃんと払ってるよ~。その時代考証に、いちゃもんをつける人も多いらしいけど、ま、歴史に忠実なドラマなんて不可能だと思う。そこら辺はとっても寛大な私だが、主題曲・挿入曲に聞き惚れている自分に違和感を感じることがしばしばある。日本の風景、特に黄昏時、トンビが空高く旋回するような場面や田園風景の映像のBGMには、何故かいつも胡弓のメロディー。とっても日本の風景に合う。でも、代表的な中国の楽器、胡弓。最近はチェン・ミンの演奏を聞くことが多い。

 胡弓といったら中国の楽器じゃあ~ありませんか?てなビミョ~な違和感なのだが。じゃあ、胡弓に替わる日本伝統の楽器は一体何があるのか?琴があるじゃあ~ないですか!L.A.在住の琴奏者YUTAKAこと横倉裕がいる。彼に大河の音楽を任せよう。と、思ったが琴じゃあ胡弓やバイオリンのようなロングトーンがでない。黄昏た感じが出ない。そんじゃ~尺八は?ムムム~、有名な奏者を知らない私だ。三味線じゃダメだし。三線じゃあ琉球王朝。仕方ねえなあ~。そんだったら胡弓で良しとしようじゃあありませんか!

 大河ドラマの比較対象として、NHKの日中合作ドラマ『蒼穹の昴』がある。これに比べたら大河ドラマへの違和感はまだいい方。西太后には日本人の田中裕子、ドラマ見てると完全に一人だけ日本語をしゃべってる。そして主題歌は浜崎あゆみ。中国人の方々のほうが私の胡弓以上に違和感を感じている筈。ま、いいか、映画『レッド・クリフ』にも金城武が入っちゃってるし。彼は日台のハーフか!こうなったら、混ぜこぜ文化、大いに結構!と割り切るのが一番。古来より日本は大陸から人や文化を取り入れて来た。文化は常に変革し続けている。今のご時世、文化なんぞに国境は無い。

『Rain Dance』 by YUTAKA 琴のリードとソロがとてもカッコいい!
『Brazasia』 by YUTAKA カラッとしてなんともL.A.っぽいサウンドだなあ~


ギターは趣味か?それともオブジェ? 

 独身になった今、趣味の必要性を痛切に感じる今日この頃。私の場合、一人で無駄に時間を潰せるのはギターしかない。だが、5年来、右手の薬指は腱鞘炎で丸まってしまう。治療するしかねェなあ~と、整形外科へ通い出した。レントゲンを撮り、リハビリにも3回通った。治る気配は全くなし。仕方ネェなあ~と右手の指は使わずギターピックを使い、ジョーパスの一連のギターソロでも制覇しようと、チョッピリながら頑張っている。彼のソロの「Night And Day」と「All The Things You Are」は、所々ルバートながら全部弾けるようになった。今度、ユーチューブにアップしてやる!

 まだまだ、とっても下手だけど……。いつかインポテンツじゃねえや、イン・テンポで、加齢じゃねえや、華麗に、轢いてやるじゃねえや、弾いてやる。星澤楽器の専務さんにお願いして購入した日本で4番目に作られた「パット・メセニーモデル」で弾いてま~すと言いたいところだが、練習の為にあえて弦のテンションが高いTakamineのアコギでの練習。太い弦による反対の手、左指の腱鞘炎も心配になる。そ、そうだ!夜も一人、とっても暇なんで「ジョーパス研究会」を私の事務所で発足しよう。メンバーを集めて酒を飲みながら練習すれば、きっと出席率も上がることであろう。

 間違いなく上達はしないが……。そうそう、実は私はねえ~、ジャズ系のフルアコはメセニーモデルの他にもう一台、ギブソンを持ってるんですよ!自慢じゃないけどネ。後生大事にギターケースに入ったまま押入れの奥に入っていて、買って一度も弾いた事が無いといった代物なんですねえ~、これが。15年前のボーナスで、ギブソンのセミアコ、335を買いにいた時、ラリーカールトンが持っているようなサンバーストが無く買い渋ってたら、店員がしきりにフルアコを薦めるので試奏して買っちゃったのだ。安かったのだ~。ボディーの木は日本製、生産はUSA。ラッカーの塗りはとても厚い。そりゃあ、間違いなく粗悪品。

 ま、ギターなんて何台も持っていても弾けなけりゃただのオブジェ。私の場合、ほとんどがオブジェ同然。しか~し、埃は溜まるし弦は切れるしと、オブジェのような気軽さは無い。とってもボールにインジャリー(玉に疵)だなあ~。今更、他の趣味に変更できる力量など皆無な私。化粧品はまだまだ沢山あるから、女装という趣味も一度は考えたが、これが本業になってしまってはとっても怖い。稼げる自信は全く無い。やっぱ、趣味はギターだなあ~。右指の腱鞘炎がもし治るようなことがあれば、クラシックやスパニッシュに果敢に挑めるのに。まあ、焦らず行きましょう!

ご報告 

 昨年の11月、急性心筋梗塞で家内が永眠した。享年48歳。その数日後、足立区のお寺で四十九日法要の打ち合わせをした、まさにその日、私は50歳の誕生日を迎えた。実家は千葉市だが父の実家である埼玉県深谷市に、祖父母が眠る当家の墓がある。私は長男。私達夫婦に子供はいない。ゆえに私で終わる墓だ。家内は私の祖父母を知らない。一般的に家を考えれば、当然、祖父母と共に家内もそこに眠るはずなのであろう。しかし、荒涼たる田畑の中にある当家の墓には赤城山の冷たく乾いた北風が吹きすさみ、また、都内からも遠く、過疎化も進み、バスさえも走っていない。それでは家内が可哀想だ。

 家内には姉さんが二人いる。そこで姉さん夫婦二組に、家内とお姉さんの父母が眠る足立区のお墓に家内を納骨させて欲しいとお願いした。姉さん達二人は、お墓参りに行き易いと快く了承してくれた。私の父には反対されると思っていたが、喪主のお前が決めればいいと言ってくれた。そのお寺には5年前に亡くなられた家内のお母さんの法事やお墓参りで家内と年に何度も通っていた。住職も81歳とご高齢ながら、お会いする毎、いつも気さくにお話をして下さるとても優しいご住職だ。家内の葬儀も四十九日法要も、このご住職のお経でご供養いただける安心感は、何にも替え難くとても有難いものがあった。

 連れ添って約20年。新婚当初、高齢になった際、誰もが必ず通過する最後の別れの話をしたことを思い出した。お婆さんになった私をまだ愛してくれているのなら、先に逝きたいので看取って欲しいと家内は言った。その時の私は、女は先のことまで見通し深く考えることが出来るのだなあ程度に感じただけであった。家内との出会いから別れまでを振り返り、家内との約束はこれ以外に思い出すことが出来ない。今、あまりにも早すぎた別れになってしまったが、この約束だけを早々と果たし、その他の約束は全く思い出せず、家内に何もしてあげられなかった自分の愚かさは悔やんでも悔やみきれない。以上である。
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