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ファントム地震 

実際には携帯電話は受信していないのに、振動したように錯覚する現象を「ファントム振動」という。3・11の大震災以降、その錯覚の地震版「ファントム地震」に悩まされている人はきっと多い。本当の地震なのか?錯覚なのか?と悩む毎日。トラックが通り過ぎる時の振動や、自分自身の脈拍や心臓の鼓動でさえ「地震か?」と心配になる。日本はこの先、本当に大丈夫なのであろうか?日本沈没はもはやSFではなく、現実に近付いていくような気がする。

先日、千葉の実家の瓦屋根の修理が終わった。震源が東北であったので、その方向に引っ張られた瓦が壊れたはずだ。部分的な修理であったが、壊れていない部分もこの際補強工事をした方がいいと、瓦屋が見積書を置いていった。震源地は、茨城・千葉沖と南に移動しているので、次に来るであろう大きな地震の時には、今回、補強修理していない瓦はきっと壊れる。補強費用は今回の半額くらいであったので、次の地震が来ることを想定し工事を依頼した。

自然が巻き起こす大災害のレベルを、そもそも人間が想定しようとすること自体間違いだ。次は100m級の津波かもしれないし、200m級だってあるかもしれない。「そんなことは絶対に無い」が、実際に起きている。大災害の被災レベルを無理矢理想定内にする方法をひとつだけ思いついた。日本を捨てて海外に移住すればいい。地震の無いシベリアや中国に国ごと引っ越すのだ。被災地がどんなに荒廃してもそれは想定内で、人の被災を想定する必要は全く無い。

ま、なんか理屈も日本語もおかしくなってきた。想定内ではなく、想定しないということか。地震の無い国への移住がベストで合理的であると分かっていても、移住と割り切ることは絶対不可能。中国の上海や常州の友人は、一時的に中国へ非難しろと誘ってくれるが、やはり日本に住み、この地に骨を埋めたい。
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希望 

以前このブログで書いたが、今こそ東北地方、それも津波の影響が少ない県に造船所を造るべき時だ。被災が甚大であった県や市が事業主になり、国が保証する証券を発行し資金を集める。そして震災時に対応可能な救援用の大型客船を何隻も造る。この事業は海に面したドックで行うので土地買収にかかる時間や手間も少ない。被災者の雇用の確保と造船工程を工夫すればその船内に従業員の宿泊も可能である。船の完成後は被災地へ向かい、ボランティアの宿泊所にもなる。復興後は赤十字を通じて世界の被災地に向かわせる。

こうすれば世界に向け「海洋国日本の復興」のグランドデザインを発信する事が可能だ。被災地で農業・漁業を営まれていたが、田畑が塩害ですぐに使えなかったり、漁船が津波に破壊されたりした方々の将来的な雇用の不安が、この事業で数パーセントではあるが解決できるのではないか。これらを復興事業を構築し積み重ねて現地の雇用を百パーセントに近づけていく。このような雇用に対する明確な青写真が政府に無いのは大きな問題である。このような復興事業の青写真一枚一枚が、被災された方々の希望につながる。

新聞にあったが、被災地の経済特区化もいいアイディアだ。会社や工場を誘致し、被災地での雇用を確約した上で法人税や消費税を軽減する。被災地居住者・事業者はガソリン税も免除にする。また、ETCの一律千円も被災地居住の方々のみは使えるように残す。このような未曾有の大災害に遭われた方々にとって免税などの優遇措置こそがその地域に住み続ける魅力となり、家族とその地での再出発を誓い、延いては生きる希望となる。その地に住めば優遇されることが分かれば、退職後、他県から転居する人も出てくる。

被災地の方々に何の希望も提示できない政府は、もはや機能していない。

実は日本発祥 

8年前、中国の河北省天津に出張した。週末を挟んだスケジュールであったので日曜日は完全なオフ。朝食はホテルで済ませ、昼食は冒険がてら街へ出かけて、いい店でも見つけようと考えた。繁華街に入った。中華料理に絞込み、美味そうな店は無いかと辺りを見回すとすべて中華料理屋。あったりめえだ!中国なんだから!!綺麗そうな店があったのでとりあえず入った。「まずはビールに焼き餃子」とメニューを探すと、バドワイザーと青島ビールはあったが、焼き餃子は無く水餃子しかなかった。仕方なし水餃子にした。

中国では水餃子が主流。生地がモチモチして旨かった。焼き餃子が主流なのは日本だけ。せっかく天津に来たのだから〆は天津名物「天津丼」にしようとメニューを探した。どこを見ても無い。あったりめえだ!天津丼は日本発祥なんだから!!仕方なくラーメンを注文。薄い鶏がらスープにウドンのような白い麺が入っており、旨いとは決して言えるものではなかった。とっても残念。会計を済ませ店を出ようとしたら、大きなビニール袋を抱えた納入業者とすれ違った。よく見るとビニールの中には冷凍餃子がぎっしりと詰まっているではないか。

中国は人件費が安いので餃子は店の手作りであると思い込んでいたが、それも裏切られた。頭に来た私は翌日の昼食時、通訳の中国人女性に「中華式回転テーブルは横浜発祥だ」と教えてやった。するとその女性は猛反発。日本発祥の筈などあるわけないと大声で言い返してきた。ネットで調べろと言ったところ、翌日、彼女は謝ってきた。ついでに、露店で売っている天津甘栗も天津にはない。日本の天津甘栗は天津港から日本へ輸出される栗のことで、産地は天津に近い唐山市。1976年、約25万人が亡くなった唐山大地震は有名。

回転テーブルと同じようなことは韓国でもあった。焼肉の無煙ロースターは日本発祥であると言ったところ、これにも猛反発。妄言だとひどく怒っていた。翌日謝ってくるかと思いきや、そこは誇り高き民族、決して謝らない。戻って中国、1949年に中国共産党が建国した「中華人民共和国」。この国名を見た毛沢東は「人民」も「共和」も日本で作られた外来漢字ではないかと嘆いた。日本は昔から他国の文化を完全消化し独自のものを作り上げるのがとても巧い。以来、中国の友人には、回転テーブルの話をする前、必ずこの毛沢東が嘆いた話をすることにしている。韓国の友人には、無煙ロースターが日本発祥と決して言ってはいけないことも学習した。
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