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焼肉の愛 

今日は半端じゃなく寒かったので当然バス。客は4人とガラガラ。ネガティブな事は書くまいと思ったが書いてしまおう。「1年の12分の1が既に終わった」。ああ~スッキリしたが月日が経つのが早過ぎ。またこんな寒くちゃあ精神がやられちゃう。朝6時、寒さといつものうるささで起こされ電気ストーブを点けた。途端、電気がすっ飛び家中停電。母が家中の電燈を点け、洗濯機、エアコン3台、風呂の温風機が全開。その負荷に耐えかね裏庭の主電源が落ちたのだ。

昨晩、今日の母の食事として弁当を2個買った。が、今朝既に2つとも食い終わっていた。「いつ食ったのだろうか?」。それに飽き足らずレトルトのカレーを温めていた。少し前に食べたことも忘れ、腹が減った腹がへったと言い出す始末。弁当も多く置いておくと短時間にすべて食ってしまう。食欲旺盛。先週、母を焼肉屋へ連れて行ったところ200gの肉をペロリと食った。トングで母の肉をひっくり返してあげる度、私に取られるんじゃないかと警戒する目付きをした。

私がまだ中高生の頃、たまに家族4人で焼肉を食べに行った。父は酒が飲めなく母は守銭奴。ミミッチイ両親なので注文するのは割高な単品ではなく、いつもお得な焼肉セット。鉄板を厳格に4等分しその縄張りの中で自分の焼肉を焼く。自分の分は自分で焼いて食べる。家族であっても人の縄張りを犯してはいけないという暗黙の約束事があった。どの家族でも焼肉を食うときには縄張りがあり厳しいルールのもとに食うものだとあたりまえに考えていた私であった。

それから数年が経った大学時代、付き合っていた彼女と焼肉を食いに行った。親から教わった縄張りルールで彼女と焼肉を食べようとした私。2人なので鉄板は半分ずっこと思い私の肉を鉄板の私側の手前でセコセコと焼いていた。それを見て彼女は言った。「もっと広げて焼いていいよ!」と。先に焼き上がった彼女の肉を私の皿に入れてくれた。惜しげもなく彼女の肉をくれたのだった。生まれて初めてだったのでとても感動した。縄張りルールはすっ飛んだ。

愛とはこのように見返りを求めず天から降り注がれるようなものであることを初めて知った。おおらかな両親に育てられた娘はこのように愛に溢れて育つのかと家庭での子の教育の在り方を考えさせられた。恥をかかないようにとすぐ妹にも教えた。彼と焼肉を食う時、当家流の縄張り意識丸出しで食ってはいけないと。亡くなった家内は、肉も焼いてくれたしサンチュにコチジャンまで付けてくれた。私は酒を飲みながら焼き上がるのを待つだけであった。

焼肉には愛が必要だ。縄張り意識の中では愛が育まれることはない。世間では「焼肉屋へ行く男女はデキてる」という。その本当の意味をこのようにして知った。独身になってからは夫婦で食べた時の癖で、サンチュにコチジャン、焼き上がった肉にニンニク・キムチも入れて一人で巻いて食べてみた。美味くもないし焼いたり巻いたりと酒を飲む暇も無い。一人なら焼肉セットで十分だ。酒の代わりに白米。サンチュも要らない。先日の母は未だ縄張りの中で食べていた。元カノや家内から教わった愛で私の肉を包み母にあげた。ペロリと平らげた。愛じゃない、前夜飲み過ぎで胃が持たれ自分の肉が食えなかったから。
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コメント

連れて行きたい焼肉店、あるよー

私が食べる分、いちろーさんがサンチュに肉を巻いてくれるんですか?だったら行きたいなあ~。おホモ達として。

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