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バーディー 

私の夢、酒楽ゴルフ部の夢、酒楽皆さんの夢に少しでも近づこう。皆の笑顔は私に更なる勇気を与えてくれる。私は今三つの幸せを噛みしめている。ゴルフに出会えて良かった。大網に来る事が出来て良かった。大網で2日間戦えて良かった。。私は酒楽の皆との約束を果たす為、4ラウンド目の10番ホールまで歩き続けた。先日の5番ホールでは私の大事なキティーちゃんのボールが池ポチャ。そのキティーちゃんの霊に3ラウンドも呪われ、3球も池に飲み込まれた。

インド代表のタイガージェット・シンチャン、中国代表の前後漏森(ゼンゴーモレモリ)、中国系アメリカ人だが国籍不明のキッシンジャー張莞、日本代表の私。この組の中でよくここまで戦えたものだ。大網最終十番ホール55yd・PAR3。風は11時から5時への強風。気紛れな春の風は灰色で厚く重たい雨雲も運んできた。ついに私のティーショットの番。雨は大粒になり私から視界を奪い取った。グリーンが霞んで旗さえも見えない。だが、風の高さは分かっている。

風の下をくぐる球筋で打っていけばいいだけの話。確実にグリーンを捕らえることが出来る。今は確実が必要な時。無理は要らぬ。男体山の吹きおろしに向かい練習した成果が今こそ現れる時。無心になればいい。ただそれだけ。アドレスに入った途端、私の左足首が泡立ってきた。「ドライバーではダメだ!」 そう左足首が私に囁いた。ここはSWだと。すぐに従った。たった55ydなんだから左足首に教えて貰わずとも分かる事。今はスウイングだけに集中したい。

ここ大網グリーンゴルフの10番ホールは、あのオーガスタの18番ホールを彷彿とさせるホールだ。結果を恐れず目の前の球を打っていくだけでいい。一旦、アドレスを解き雨の隙間からグリーンを凝視した。ピン周りは左右50センチを外すと加速のつく傾斜である。まるで馬の背ライン。ならばピンデッドより馬の背に乗せてやればいいだけ。寄る確率は高まる。ここは無理せずバーディー狙い。単純でいいと上村普先生は教えてくれた。単純なスウィング、単純な勇気。

私が無心でスウィングした球は、風の隙間に入りピンそば左手前40cmにつけた。グリーン上の突風に少し吹き戻されたが計算通り。ここはバーディーでいい。あと一打だ。私のプロゴルファー生命があと一打で終わっても悔いはない。左足の靭帯は悲鳴を上げている。私に偶然は要らない。すべて必然の中で打っていけばいいだけのこと。必然を己の手で作ってきた。上村普先生は言った。可能と思えば可能の扉は開く。不可能と思えば可能の扉は閉じられると。

このバーディーパットは何としてでもねじ込まなければならないパットだ。このホール、私がもしオナーであった場合、『オナパット』。この言葉の響きに吸い寄せられ一瞬だが雅な気分に浸ることができた。決して『パ』を『ペ』に変えようなどと考えはしなかった。3ホール前、上村普先生からパッティングの際、右肘を腹に固定することを教わったばかりの私。それ以降、安定したパッティングが出来るようになった。欲を言えば、もっと早く教えて欲しかった。

勇気を持ってカップど真ん中にねじ込もう。そして皆が待っている酒楽に帰ろう。皆の笑顔が見たい。今はそれだけ。―――― 厚い雨の上を私の球が水を切り勢いよく走った。カップ真ん中に当たり、一旦、上に弾かれたが真下への重力が私に味方した。そして湿った地面の一部から乾いた音がグリーンに響き渡った。この最終ホール、ティーショットも思い出せない程、とても長い時間に感じた。51歳と5ヶ月。ゴルフを始めて3ヶ月目の春であった。

と、コミックの『風の大地』風にまとめてみた。ショートコースの大網グリーンゴルフは4月30日に3ラウンド30ホールと5月4日に4ラウンド40ホールの計70ホールを経験した。2日目は途中、大雨と雷も経験した。そして最終の70ホール目にして初バーディー。疲れたけど嬉しかったよ~。私の最高スコアは43。まだまだ初心者、頑張らねば。両日とも祝日にもかかわらずガラガラ。とても呑気に回れた。1日回り放題・飯付で約3700円とショートコース用の貸バッグが210円。ナイターは1ラウンド10ホール1,050円。穴場だね!ドライバーの練習もやんなきゃ!

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