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ゴルフコンペ『酒楽会』 その(3) 

15番ホールを終え残りは3ホールのみとなった。このまま集中力を持続させれば午前中のスコアを上回ることであろう。ゴルフを始めて初めてスコアに対する欲が全身を支配した。そう思うと目はニヤけ口からはヨダレが出てきた。筋肉は弛緩している。「これはヤバイ!」 ひとつひとつのスイングを大事にした結果が良いスコアにつながる。欲は自分の実力以上の結果を求める。そうだ!自分を戒めるため喜怒哀楽の「怒」を意識してみよう!と、怖い顔をしてみた私。

すると心の奥底から怒りが込み上げてきたではないか。筋肉が引き締まったおかげで無難に16番ホールを終えることができた。皆に怒りの顔は見せられないので、顔のうつむき加減がヘッドアップさせることを抑制し良いインパクトを迎える事ができたのであろう。次の17番ホールへ向かった。ティグラウンドから先を見渡すとフェアウエー上に小さな旗が立っていた。そう、17番ホールはドラコンであった。旗はなんと140yd位の近いところにたっている。

プロゴルファーになり4ヶ月の私は、それが喜怒哀楽の「哀」であると悟り、悲しい顔を作ってみた。すると悲しみが心の奥底から込み上げてきた。『酒楽会』コンペ参加者は15人。私のいる最終組は4人。前の3組は11人もいて誰一人として230ydの旗さえも越える事ができなかったのだ。「哀」の感情に喜怒哀楽にない「恥」も交錯してくる。皆無言でさっさとティショットを済ませ、急ぎカートに乗り第二打付近へ向かった。後ろの組も押してきていた。

ドラコンの旗の近くにカートが止まると、上村晋先生は旗に全速力で走り寄り旗をスッポ抜いた。「こんなの後ろの組の他人に見せられネエ!」と怒っていた。「そうか!ここは怒るところなのか!」と、140ydのドラコンは「哀」ではなく「怒」であることことを悟った私。その旗には、人妻へベタピン、またはハゲタカの異名を持つ子沢氏の名前が書かれてあった。ついに「禿げたか!」になった。私は上村先生伝授の「怒」の感情で17番をホールアウトした。

ついに最終ホールの18番。548yd PAR5。ギャラリースタンドからは歓声が聞こえてくる。前半のスコアは65。後半17番ホールまでは59。前回のスコアは149であったので今回は、125~135を目標にしますと後森先生と約束した。パーは無理としてもボギーで回り130は確保したい。ティグラウンドの前から左前方にかけて長いウォーターハザード。右前方のフェアウエー真ん中にドライバーで200yd飛ばし、以降、アイアンで刻むことにした。

ティショットは右前方、その後は蛇のようにホールを横切る川のようなウォーターハザードを避け、ホール左側から攻めればいい。ティショットのアドレスに入った。「ショットは気持ち右、左は池」 池に入れないよう、意識は右へ右へと向かってしまった。結果、フェアウエーの更に右、隣のホールのバンカーにぶち込んでしまった。バンカーを脱出するのに4打。池手前からチョロって2打。池ポチャでペナルティー含め2打。アプローチで4打と合計13打も叩いた。

これで後半は69打。前半は65打なので計134。ま、目標後半のスコアになってしまったが前回より15打縮まったのでこれで良しとしよう。体はボロボロ、坂を登ってクラブハウスに行くのも辛かった。が、楽しかった。本当に。このようにブログに面白オカシク?書ける余裕があるのだから。コースのレイアウトを見て、コースマネージメントの真似事が出来る様になったのは2回目にしてはかなりの進歩。「中学までは体育会系」の魂はまだ目覚め前。まだまだ、文科系。文科系から早く脱出してこそゴルフ上達の道が開けるというものだ。(次に続く)
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