FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生まれて初めて生で見た「ホール・イン・ワン」 

居酒屋『酒楽』のマスター・こーちゃんは、若葉区内で赤丸急上昇中の酒楽ゴルフ部の会長だ。その偉大なこーちゃんから8月15日(水)に大網ショートコースのお誘いを受けたのは、「北谷津夏祭り」のニアピン大会で私が一位を取ったすぐ後のこと。滅多に練習をしなくても前回の一の宮CCでのスコアは93。そんな会長でも、世間を騒がすゴルフ部一年の私の成長ぶりを見たいのだなと察し快諾した私。私のアイアンセットは会長からの頂き物でもある。

その時、一緒に飲んでいたゴルフ部二年、先輩である後森先生は、私と会長の話を耳をダンボにして聞いていた。私は悪い癖を付けてはイケないと思いあえて目を合わせなかった。犬のしつけで学んだことだ。途中、後森先生をチラッと見ると「早くボクを誘って~」と言わんばかりに目を潤ませ子犬のように尻尾をフリフリ私を見つめている。口からはヨダレも垂れている。きっと夏休みはお友達もいなくやることも無いだろうと考え、可哀想なので誘ってあげた。

その後も参加者は増え、しんちゃん先生、仮面ライダー、低忠プロ、メル友君、高男ちゃん、Fカップのなっちゃんと計9名。こーちゃん会長も、私のプレーを生で見れ、さらには沢山の参加者に囲まれさぞかし楽しくなることであろうと察した。私:「会長!楽しみですね~」 会長:「ほんとうに!生で忠ちゃんのシャンクが見れるなんて~、生忠シャンク、生忠シャンク……」 エエッ~、私じゃあないの?低忠プロなの?と心の中で叫んではみたがすべては無駄であった。

会長はその後何度も「生忠シャンク」を連呼した。ここで皆に低忠プロと仲良くなれる秘訣を教えよう。低忠プロの場合、深夜のジャングルやベッドの中の小高い丘にあるジャングル・湿地帯で互いに仲間であることを認証しあう合言葉がある。忍者でいう「山・川」のようなもの。それはコレ→「今日のおいしさ・明日の健康」。ためしに一度低忠プロに「今日のおいしさ」と言ってみて欲しい。即座に「明日の健康」と帰ってくるはずだ。これで誰もが忠ちゃんとお友達!

8月15日(水)。お盆休み後半。我々9人は灼熱の大網グリーンゴルフ・ショートコースにいた。通常、プレー代はこの時期、休日料金もしくは割高に設定されるはずのところ、大網グリーンゴルフの料金は平日料金で一日回り放題で税抜2,600円、食事付。いいの~?この時期、こんな安くって!てな感じ。客も少なく後ろからの圧力も無い。ショートコースは10ホール。1ラウンド目を終わり2ラウンド目に突入。私の組はしんちゃん先生と仮面ライダーの3人。

第1ホール100yd。しんちゃん先生のティショットはピンへ真っ直ぐに飛んで行った。一瞬、ピンと重なったように見えたが、球はピンの後方へ落ちた。実に正確なショット。さすが私の師匠!最近、しんちゃん先生は事故での手首の痛みも消え力が回復し、飛び過ぎを気にしている。このラウンド、何かが起こりそうな予感がした私。そして第2ホール90yd。オナーはしんちゃん先生。アイアンはAWか?テイクバックしその軌道を綺麗になぞる様なダウンスイング。

これまたピンへ一直線。そして球はピン手前に落ち2バウンドしてカップイン。アレレレレェ~ッ!ホール・イン・ワンじゃあないの~。生まれて初めて生でホールインワンを見れた私。私を仮面ライダーはすごく興奮し大騒ぎ。が、しんちゃん先生は意外や意外にクール。本人がクールなのであまり騒ぎ立ててはいけないと思い、あえて興奮を鎮めた私であった。なんでも4回目とのこと。その後、舎弟として頑張らねばと、このホールではPARを取りラウンドでは5回。

2ラウンド目は、しんちゃん先生2オーバー、私7オーバー、ライダー8オーバーの成績。私にとって7オーバーは上出来。午後の2ラウンドはもっと頑張ろうと心に誓った。昼食時、生ビールにいつものゴマダレそうめんを食べ、更には梅酒もオーダー。ガソリンを満タンにして午後の2ラウンドを乗り切ろうという考えだ。3ラウンド目はキティーちゃんの池の第5ホールに池ポチャ2回で8打も打ってしまいボロボロ。第10ホールは前の組の応援もありバディー。

そして最終の4ラウンド。組のメンバーがスゴイ!!私、後森先生、仮面ライダー、メル友君の4人。しんちゃん先生のホールインワンが頭に焼き付いて離れない。力まず番手を上げ目標に正確にショットすることを心がけた。まるで北谷津のニアピンを取った時のように…。第一ホールはボギー、第二ホールはパー、そして第三ホール100yd。集中力が途切れないせいか、一発でグリーンに乗る様になってきた。腰を捻転させ左腕を使い、右手はグリップに添えるだけ。

若干の打ち下ろしホール。風は右下2時方向からアゲている。九十九里浜上空の雲はうろこ雲。細くたなびきたる。昼もなほアブの多く飛び違いたる。まいてカラスなどの連ねたるがいと大きく見ゆるはいとおかし。雨など降るもおかし。右足首が泡立ちたるもわろし。集中を途切れさせることなく平安貴族の雅な気分に浸りながら、目標をきっちりと見定めアドレス。そして素振り。イメージ通りのスイング。NHKの藤田プロのレッスン通りに振ることが出来た。

だが、本番は石川遼風のスイングにまとめてみよう!←なんという無茶な変更!顔も石川遼の顔を作った。そんな無駄な素振り後、間髪を入れずテイクバックからダウンスイングへ。フォローも決まった!石川遼に変えて良かった。手ごたえは十分だ。球はピンへ真っ直ぐに飛んでいく。この数秒間の出来事が10~20分にも感じられた。そしてスローモーションでピン手前のグリーンに落ちた。トントントントン~カラ~ン。時間は止まった。球はグリーンから消え失せた。

いとおかし、いとおかし。まろの球はいずこ?まろのたま~?たまたまお稲荷包み~。お稲荷後田筋子。時はどれくらい流れたのであろうか?私は一体誰?突然、歓声が上がった。同じ組のメンバー達から。「ホール・イン・ワンだ~」と。ようやく事に気付いた私は「ヤッター!!」と飛び上がりながら後森先生やライダー、メル友君と抱き合った。私は謙虚に喜んでいたが、他の三人の喜び様は山をも突き崩すような怒涛の叫びとなり大網の山々にこだました。

私はすでに冷静になっていた。「3人は幸せ者だ。だってホール・イン・ワンを生で見れたのだから」。感動を常に皆に与えなければならない私の責務の重圧を少し感じた。純粋なライダーもメル友君も喜んで握手してくれたが、後森先生だけは何故か違った。喜んでいるメガネの中の目は笑っていなかった。先週の北谷津で地域ナンバー1になった私とまだ張り合おうって気持ちなのか?スポットライトを浴び続けなければならない私の重圧を少しは分かって欲しい。

生まれながらにして常にスポットライトを浴び続けなければならない私なのだから。私が一瞬、後森先生に背を向けた瞬間、気のせいであろうが「コノヤロウ!」とか「調子に乗ってんじゃネエゾ!」とか「後ろから刺されないようにしな!」のような声が聞こえた。否、気のせいだ。後森先生はそんな人じゃあない。第三ホールも終わりスコアカードに生まれて初めて数字の「1」を書いた。「I'm No.1. I'm a champion. I'm a king. I'm a emperor……」。

そして次の第4ホール90yd。オナーは当然私。「たまたまホールインワン出した奴は次から崩れんだよ!」と天から声が聞こえてきたが、後森先生の声にそっくりだった。先程のイメージで振り幅を少し変えスイング。するとピンそば1mのグリーンに乗った。まさしくバディーチャンス!!そしてパターの不得意な私であったが、これを一発でどうにか沈めた。バディーだ。「俺、ヤル気無くなってきた」と、天の声か後森先生の声かはわからなかったが確かに聞こえた。

こうして最終ラウンドを終え私はこのラウンドは4オーバーであった。2ラウンド目のようにパーを5回くらい取れていればアンダーの可能性もあった。と、嘆いても仕方ない。これがゴルフだから。こーちゃん会長もあこがれの「生忠シャンク」を見れて大喜び。それが会長に伝染し「こーシャンク」も出したと大はしゃぎ。ゴルフを始めて6ヶ月。9人でまわって一日に2回もホール・イン・ワンが出るとはこりゃスゴイこと?だよねえ~。ゴルフ、頑張ります。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。